どうもsyukamaruです。
「Amazonのアカウントの作成をしようと思うけど、大口出品と小口出品どちらにしたらいいかわからない。」という声にお応えして、本日は初心者が最初に悩むAmazonの大口出品、小口出品について出来るだけ分かりやすく実体験を織り交ぜながら解説できればと思います。
本日お伝えするないようは以下の通りとなっております。
目次
1 大口出品、小口出品の違いを解説
2 大口出品
3 小口出品
4 まとめ
1.大口出品、小口出品の違いを解説
具体的な内容は後述しますが大まかな違いは以下の通りとなります。
ざっくりした解説でいうと大口=出品数が多い人向け、小口=出品数が少ない人向けというイメージになります。
https://sellercentral.amazon.co.jp/gp/help/external/64491?language=ja_JP&ref=efph_64491_cont_901
2.大口出品
大口出品の場合は、商品の出品および販売の有無にかかわらず、月間登録料(現在4900円(税別))を支払う必要があります。
小口出品者の特徴である基本成約料を支払う必要はないが、「販売手数料(カテゴリー毎で異なります)」、本やDVDなどのメディア系商材の場合は「カテゴリー別成約料」が別途発生します。
大口出品では、在庫ツールを使って一括ファイルをアップロードしたり、フィードやレポートを使って注文を管理したりすることができます。
メリット①:新規出品が可能
Amazonで販売されていない商品を出品できるのは「大口出品」のみで小口出品はできません。
筆者の場合は自社製品もないので新規出品登録はしたことありません。
メリット②:各種レポートの取得が可能
大口出品では各種レポートの取得が可能です。
簡単なレポートの概要は下記の通りになります。
筆者がよく見るのはペイメントレポートになります。
どのぐらいの手数料がとられていくら入金されるのか正確に分かるためです。
売上レポート | 注文、出荷状況、プロモーションなどの追跡レポート。 |
在庫レポート | Amazonフルフィルメントセンターに保管されている在庫のステータスおよび数量を監視します。 |
ペイメントレポート | 受領済み支払い額および手数料の請求額を監視するためのレポート。 |
返品・交換関連レポート | 商品の返品、交換、問題の追跡を行うためのレポート。 |
返送/所有権の放棄レポート | 返送/所有権の放棄についての判断を行ったり、在庫の返送/所有権の放棄依頼を追跡したりするためのレポート。 |
メリット③:在庫ファイルでの商品登録が可能
Amazonでは商品を販売する際に、商品登録を行う必要があります。
商品数が少ない場合、セラーセントラル内の登録ツールを使用すると簡単ですが、例えば商品数が10点以上あるような場合は在庫ファイルを使用した登録がおすすめです。
在庫ファイルでは出品する際に必要な下記7項目を一括で入力することができます。
<登録する際に必須の7項目>
- 出品者SKU
- コンディション
- 商品画像
- 販売価格
- ポイント
- 在庫
- リードタイム
なお、在庫ファイルでの一括登録は大口出品のみが使用可能になります。
その為、商品点数が多い場合は、効率を考えると大口出品がおすすめです。
筆者の場合は大量に仕入れた際によく使う機能ですね。
4.出品者側で配送料の設定が可能
大口出品では独自の配送設定が可能です。
Amazonの配送料には、「重量課金制」・「商品個数制」・「購入金額制」の3種類があり、商品個々に配送設定が可能です。
「重量課金制」:「配送1件ごと」の金額+「重量(1㎏あたり)」の金額
「商品個数制」:「配送1件ごと」の金額+「商品1点ごと」の金額
「購入金額制」:購入金額に応じて変動
また、「お届け日時指定」の設定ができるのも大口出品のみとなります。
5.カートボックスの獲得
カートボックスを獲得できるのは「大口出品」のみとなり、「小口出品」の場合はカートボックスを獲得できません。
カートボックスについて簡単に説明すると下記画像の黄色枠部分です。
「カートに入れる」・「今すぐ買う」をクリックするとカートボックスを獲得している出品者の商品がカートに入ります。
今回の場合は、カートを取得しているのはAmazon本体ということになります。
アマゾンが用意した購入者側が便利になる機能なのですが、カートボックスの獲得はAmazon出品において重要な課題の一つです。
というのも、Amazonのサイト特性は「1商品1ページ」のため、出品商品の商品ページがすでに存在している場合は、その商品ページへ「相乗り」をする仕組みになりますので、特に卸売、小売など流通している商品は「相乗り出品者」が多く、カート獲得争いが激しくなります。
カートボックスの獲得ができていない場合は、下記画像の黄色枠部分「新品の商品」をクリックするとカートボックスを獲得していない出品者が表示されますので、そこから購入される場合はあります。
とはいえ、購入者はカートボックスを獲得している出品者から購入する場合が圧倒的に高いため、こちらをわざわざクリックして購入するケースは少ないと認識しておいた方がいいかと思います。
カートボックスの獲得要件については詳細な内容まで公開されていませんが、下記4つの獲得要件を含めAmazonの内部システムが自動で選別している仕組みになります。
- 価格の優位性
- 配送の優位性
- 優れたカスタマーサービスを提供
- 在庫切れを起こさないこと
一概には言えませんが、購入者にとってベストな出品者がカート獲得できるようなイメージです。
3.小口出品
小口出品は、商品を大量に販売するための在庫ツールや、レポート機能を利用する必要性のない出品者向けの出品形態です。 小口出品の場合、月間登録料を支払う必要はありませんが、出品手数料に加え、基本成約料を支払う必要があります。
小口出品のメリット
小口出品では、取引が成立したときに、商品1点につき100円の基本成約料が発生するほか、販売手数料とカテゴリー成約料が別途課金されます。事業運営上、商品を大量に販売するためのツールやAmazonマーケットプレイスWebサービス(Amazon MWS)のAPI機能を利用する必要性がなく、商品数も50点未満である場合は、大口出品者として月間登録料を支払うより、小口出品形態の方が費用対効果が高い場合があります。
たとえば、1か月に45点販売すると、基本成約料は合計4,500円となり、大口出品の月間登録料4,900円より安くなります。しかし、50点販売すると、基本成約料は合計5,000円となり、大口出品の月間登録料4,900円より高くなります。したがって、この場合は大口出品の方が適していることになります。
小口出品のデメリット
小口出品の最大のデメリットは出品できるカテゴリが制限されていることです。
下記7カテゴリは小口出品の場合、出品を制限されており大口出品のように出品許可申請を提出することができません。
- 時計
- ヘルス&ビューティー
- アパレル・シューズ・バッグ
- コスメ
- ジュエリー
- 食品&飲料
- ペット用品
4.まとめ
大口出品と小口出品の違いを解説してきました。
本日解説した内容を纏めると以下の通りとなります。
■大口出品
・月に50点以上を販売する
・一括で商品登録がしたい
・自社商品を出品したい
■小口出品
・月に49点以下の販売をする
・出品予定の商品がカテゴリ制限に該当していない
・お試しでAmazon出品をしてみたい
筆者の場合はとりあえず小口出品で登録して、後から大口出品に切り替えましたんので悩まれている方はとりあえず小口出品で登録してみることをお勧めします。
とりあえず一歩を踏み出すことが大切ですので、一緒に自由の道を目指してこれからも頑張っていきましょう!!
以下アカウントの作成方法になりますので併せてご覧いただければ幸いです
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