初心者から中級者にステップアップするための最初の難関はズバリ「損切」です。
これを正確に理解することで、中級者へのステップアップができると思います。
この記事では、「どういうタイミングで損切をすればいいの」や「損切する方法」などの照会にお答えするするようにな記事にしていきます。
記事を読むことで、初心者の方であれば、知識を深めて中級者になることが出来ますし、中級者以上の方は自身の損切の理解に過不足ないか見直すきっかけになれば幸いです。
初心者から中級者にステップアップするための最初の難関はズバリ「損切」です。せどりにおける「損切り」を解説します。
・リサーチ力
・適正価格での販売
・価格改定
・群れる商品の仕入れ
・仕入れ量の調整
・寝かせておくべき商品
□リサーチ力
これがなんといっても大切なスキル。売れる商品を仕入れることが出来れば「損切」する必要はありません。
□適正価格での販売
いくら売れる商品を仕入れたとしても需要(購入者の希望価格)からあまりにも乖離している(高い)価格では売れません。
□価格改定
新品商品の場合、基本的にカートを取得している商品から売れていきます。
そのためには最安値(場合にもよる)にする必要もあり定期的に価格改定をする必要があります。
□群れる商品の仕入れ
出品者が多い商品や各ツールのユーザー閲覧が増えている商品は仕入れない方が無難です。
売り切れればOKですが、値下げ競争の波に飲み込まれる可能性があります。
□仕入れ量の調整
いくら売れる商品を仕入れたとしても需要(購入者の希望数量)からあまりにも乖離している(多い)数量では売れません。
□寝かせておくべき商品
商品によっては寝かせることで高く売れたり売れゆきが良くなる商品をあります。
せどりに損切りが必要な理由
次にせどりに損切が必要な理由を説明していきます。
せどりで損切が必要な理由は以下の通り2点です。
・赤字の発生が想定される、赤字が更に拡大することが想定されること
・キャッシュフローの悪化につながること
細かく見ていきましょう。
□赤字の発生が想定される、赤字が更に拡大することが想定されること
「群れる商品の仕入れ」などで価格引き下げ競争があった場合に、出来るだけ早く損切りして赤字を最小限にする必要があります。
このタイミングを間違えると売るに売れないタイミングになり一気に不良在庫かします。
□キャッシュフローの悪化につながること
クレジットカードなどで仕入れた場合は、キャッシュフローを意識する必要があります。
それ以外にも売るに売れない状態が続くことから仕入れが出来ないなんていう状態にもなったりします。
続けて損切の方法を見ていきましょう。
損切の方法は以下の3つになります。
・価格を下げて売り切る
・メルカリ・ヤフオクなどの別の販路で再販する
・店頭買取
それでは一つ一つ見ていきましょう。
□価格を下げて売り切る
これは一番簡単に出来る方法です。メリットは単純に価格を下げるだけということ。デメリットは無用な価格競争に巻き込まれて、想定している値段以下の価格となる場合があることです。
□メルカリ・ヤフオクなどの別の販路で再販する
これはメルカリやヤフオクなどのアカウントを保有している方であればすぐに実践が可能です。メリットは売る販路が変わるので無用な価格競争に巻き込まれないということです。デメリットはアマゾンに比べて安く販売される可能性があること、購入者とのやり取りなどが挙げられます。
□店頭買取
最終手段です。ブックオフなどの店頭で買い取ってもらう方法です。メリットは確実に買い取りしてもらえます。デメリットはタダ同然になることもあることです。
最後に損切のタイミングとコツを見ていきましょう。
タイミングとコツを簡単にまとめるとこんな感じです。
【タイミング】
あらかじめ損切するタイミングを決めておく
【コツ】
感情を挟まないこと
□【タイミング】
あらかじめ損切するタイミングを決めておく
多くの人たちの場合は以下の通りの基準に基づいて、タイミングを決めているようです。
筆者の場合は、「・新品:1カ月、中古:3-6ヵ月」の基準で価格を下げていっております。
・仕入れた商品が価格競争に巻き込まれたとき
・資金に余裕がなく、クレジットカードの支払期限が迫っているとき
・新品:1カ月、中古:3-6ヵ月など
□【コツ】
感情を挟まないことこれはかなり重要です。コンコルド効果と呼ばれるもので、ある対象にお金や気持ち、時間を投資し続けることが大きな損失になるとわかっていても、それまでの投資を惜しんでやめられない心理状態のことです。
「せっかく買ったんだから」や「もう少し待っていれば上がるはず」などを考えて損切が出来なくなることです。
なので自身で決めたタイミング(ルール)に従い、機械的に損切することが大切です。
まとめ
初心者の方は必ず「もったいない」や「せっかく仕入れたんだから」という気持ちが強くなかなか損切出来ない人も多くいます。
筆者自身も同じ考えでした。機械的に自身でタイミング(ルール)を決めて売却するようになってからは、キャッシュフローで大きく困ることはありません。ただ損切はあくまで最終手段です。リサーチ力などの基本スキルを高めていき、極力損切することがないようにしていきましょう。
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