『せどりを始めてしばらくたったけど売り上げが頭打ちになってきたな』という人や『次に何かできること無いかな』と考えている方は『商品投資』と呼ばれる手法に挑戦してみましょう。この記事では商品投資手法の仕組みや考え方を説明していきます。筆者自身も商品投資手法の仕組みを理解しないまま初めて「損切をした」経験があるので、しっかり理解していつもの手法にプラスして利益を伸ばしていきましょう。
商品投資で覚えておくべき知識
商品投資をする上での前提知識は以下の通りです。
・商品の需要と供給を理解すること
・仕入れ条件を理解すること
商品の需要と供給を理解すること
需要と供給をグラフ化すると以下の通りになる。
例えば株を売りたい人が多くいれば市場での数量が増加して価格が下がるし、株を買いたい人が多くいれば市場での数量が限られているため価格が上がります。
ここで押さえておきたいのは、価格は需要と供給で決まるということです。
・仕入れ条件を理解すること
商品投資はすべての商品が対象となるわけではございません。
仕入れ対象の基準として「廃盤商品」と「高回転商品」であることを確認しましょう。
・廃盤商品
・高回転商品
高回転商品は、常に需要が高いため供給が追い付かず価格が上がることになります。資金効率を考えるといつでも売れる状態であることが大切であるため、この2つの条件に合致した商品しか商品投資の対象としてはいません。
商品投資をする上でのメリット5選
・仕入れるタイミングが分かりやすい
商品投資の場合、廃盤になっタイミングを一つの基準にすればいいため、ほかの商品に比べて仕入れるタイミングが分かりやすいです。
・一生なくならない
せどりでは一時的にしか稼げない手法が存在しますが、商品の投資の場合は一生稼げる手法となります。
店舗で定価で仕入れ、廃盤になったタイミングで市場に流すことになるので、物販がなくならない限りなくならない手法と言えます。
・仕入れる商品が多い
毎年生産終了や廃盤商品は、何千何万個という数になります。
そのため仕入れるタイミングが多いということになります。
・大量仕入れが可能な場合が多い
ネットや店舗では定価で仕入れるため、ライバルも多くいません。
そのため大量仕入れも可能です。
・楽にできる
上記4つの記載の通り、色々な店舗を回る必要もないので、ほかのせどり手法よりも楽にできます。
商品投資をする上でのデメリット5選
・資金が必要
商品投資は利益が出るまでに多少の時間を要する場合があります。
そのためクレジットカードではなく、現金での仕入れとなります。
支払ったあとに通常のせどりの資金も必要となるため、通常のせどり+αの方法として考えてください。
・ある程度のせどりの経験が必要
商品の値段が上がっていくことを予測することは、経験、知識やツールがなければかなりハードルが高いです。
そのため通常のせどりに比べれば参入障壁が高いと言えます。
・他の手法に比べると資金効率が悪い
普通のせどりと違い、すぐ売れるわけではないので即金性はありません。
そのことは覚えておいた方がいいです。
・寝かせる場所が必要
商品投資は売るまでに時間がかかるため、在庫を保管する場所が必要となります。
アマゾンのFBAに保管するという方法もありますが、保管料がかかるので自宅で保管する方がいい。
デカイ商品は場所をとるため、小さい商品がいいと思います。
・売るタイミングが読みづらい
いつ商品を売ったらいいかという明確な答えはありません。
予想は立てられますが、時間が経過しないと分からない部分もあるため難しいです。
おすすめ出来る人2選
・大量仕入れをしたい人
商品投資のメリットでもお伝えしました通り、仕入れる商品が多く、大量仕入れも可能です。
時間があまりない方には特におすすめです。
・とにかく楽にお金を回したい人
商品投資のメリットでもお伝えしました通り、ほかのせどりに比べて楽にできます。
但し、せどりの知識や相場観が必要になります。
おすすめ出来ない人3選
・現時点で大きな収入源がない
商品投資は商品を売るまでに時間がかかるため、通常のせどり手法で収入減を作ってから臨む方がいいです。
・資金管理ができない
商品投資はクレジットカードでの支払いをしないため、資金管理が出来ないとすぐにショートしてしまいます。
・余剰資金がない
商品投資はクレジットカードで支払いを行えないため、現金での仕入れとなります。
そのため余剰資金がないと行えない手法となります。
まとめ
時期的におすすめな商品は(12月:ゲーム機、3月:電子辞書、5月:除湿機)です。
商品投資は、利益率として40%も狙えます。
商品投資では、廃盤商品・高回転商品を仕入れて、いきましょう。
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